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【津田ホール・スペシャル21】
■カウンターテナーのスーパースター、ドミニク・ヴィス率いるヴォーカル・アンサンブル
《クレマン・ジャヌカン・アンサンブル/おお、やさしきマリア》
2005年12月19日(月)19時開演
★全指定席:6,000円/ペア・シート11,000円
クレマン・ジャヌカン・アンサンブル Ensemble
Clément Januquin
ドミニク・ヴィス(音楽監督、カウンターテナー)
Dominique Visse - director, countertenor
ブルーノ・ボテルフ(テナー)
Bruno Boterf - tenor
ヴァンサン・ブーショ(バリトン)
Vincent Bouchot - baritone
フランソワ・フォーシェ(バリトン)
François Fauché - baritone
ルノー・ドレーグ(バス) Renaud Delaigue - bass
エリック・ベロック(オルガン) Eric Bellocq - organ
クレマン・ジャヌカン・アンサンブルが、
ファン待望のプログラム"おお、やさしきマリア"を日本で初披露。
カウンターテナーのスーパースター、ドミニス・ヴィス率いるクレマン・ジャヌカン・アンサンブル。1994年の初来日以来、翌95年の〈東京の夏〉音楽祭での再来日も含めて、たびたび日本で公演を行っているが、演出付きで楽しませてくれた2000年の「ラブレーの大饗宴」から5年、アンサンブルとしては久々の日本ツアーとなる。
待ちに待った今回の来日だが、さらに朗報となるのは、ファン垂涎のプログラムである、マリア讃美の作品をそろえた"おお、やさしきマリア"を日本で初披露すること。ジョスカン・デプレをはじめ、いろいろな作曲家が手がけた聖母マリアのミサなどからの「キリエ」「グローリア」「クレード」「サンクトゥス」「アニュス・デイ」を主軸におき、そのあいだに挟まれた「いと聡明なる乙女」から最後の「めでたし女王」までを合わせて、16世紀フランスの祈りの音楽で構成されている。
世俗曲での絶妙な声のパフォーマンスは、クレマン・ジャヌカン・アンサンブルの大きな魅力のひとつだが、今宵は趣きを変えて、聴き手を敬虔な心持ちへと誘うひとときとなる。
| “おお、やさしきマリア” "O dulcis Maria" |
●ヤコブ・アルカデルト:ミサ・デ・ベアタ・ヴィルジネより
キリエ Jacobi Arcadelt (c.1505?-1568) Missa de Beata Virgine - Kyrie ●イレール・ペネ:いと聡明なる乙女 Hilaire Penet (c.1501-?) Virgo prudentissima ●ジョスカン・デプレ:ミサ・デ・ベアタ・ヴィルジネより グローリア Josquin Desprez (c.1460-c.1521) Missa de Beata Virgine - Gloria ●アントワーヌ・ブリュメル:めでたし栄えある乙女 Antoine Brumel (c.1460-c.1515) Ave virgo gloriosa ●クローダン・ド・セルミジ:ミサ・アド・プラチトゥムより クレード Claudin de Sermizy (c.1490-1562) Missa ad Placitum - Credo ●ジャン・ル・ブーテイエ:御身祝せられたもう、天の女王 Jean Le Bouteiller (ed.1530-1542) Benedicta es caelorim Regina ●ニコラ・ゴンベール:ミサ・クヮム・プルクラ・エスより サンクトゥス Nicolas Gombert (c.1495-c.1560) Missa Quam pulchra es - Sanctus ●アントワーヌ・ブリュメル:父のみ母 Antoine Brumel (c.1460-c.1515) Mater patris ●ピエール・ド・ラ・リュー:ミサ・アヴェ・マリアより アニュス・デイ Pierre de la Rue (c.1460-c.1518) Missa Ave Maria - Agnus Dei ●クローダン・ド・セルミジ:めでたし女王 Claudin de Sermizy (c.1490-1562) Salve Regina *ちらし等の曲目表記に誤りがありました。赤字が正しい曲目です。 お詫びして訂正いたします。 |
クレマン・ジャヌカン・アンサンブル Ensemble
Clément Januquin
クレマン・ジャヌカン・アンサンブルは、1978年パリで結成され、ジョスカン・デプレからモンテヴェルディにいたるルネサンスの教会音楽と世俗音楽を中心に活動を展開するヴォーカル・アンサンブル。フランス外務省(AFAA−フランス芸術活動協会)の協力のもとに世界各地を訪れて公演を行っており、1994年の初来日以来定期的に来日して、日本のファンを楽しませている。
彼らの、他の追随を許さない16世紀のフランス・シャンソンの演奏は、フランス音楽の黄金期のひとつと評価される時代の本当の姿を明らかにし、「パリの物売り声」「鳥の歌」「パリのフリカッセ」「狩り」のタイトルを冠したCD(ハルモニア・ムンディ)での演奏は、この時代の作品解釈の基本と考えられている。
これまでに多くの聴衆の魅了しているジャヌカン、セルミジ、ベルトラン、コストレ、ラッスス、ル・ジュヌらによる作品では、愛の歌での胸に響く抒情性、民衆の物語や笑劇から派生した田舎歌の土着的なユーモア、戦場や自然の音、そして通りに響く物売りの声など、民衆の文化と盛期ルネサンスの芸術文化との類まれな結びつきを明らかにして、ルネサンス特有の"様式のコントラスト"を堪能させてくれる。
また、クレマン・ジャヌカンの「戦争ミサ」「盲目になった神は」(1996年1月グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」選出)のCDは、続くクロード・ル・ジュヌのミサとモテットをはじめ、一連の教会音楽のコンサートとレコーディングの皮切りとなった。トゥール古楽センターの援助を受けて作られた、ナントの勅令(1598年)400周年を記念した「宗教改革の詩篇」のCDが、ショック・ドゥ・ラ・ミュジーク賞とディアパゾン・ドール賞に輝いているほか、アントワーヌ・ブリュメルの驚くべき12声部のミサ「見よ、大地が大きく揺れ動き」は、2003年5月グラモフォン誌の「今月のディスク」に選ばれており、そのほか発表するCDの多くが数々の賞を受賞している。
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