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■林 望・作詩&野平一郎・作曲による待望の新作歌曲集初演
演劇的組歌曲『悲歌集』
2006年2月14日(火)7時開演
林 美智子(メゾソプラノ)  望月哲也(テノール)
福田進一(ギター)  佐久間由美子(フルート)
★全席指定:一般4,500円/ペアチケット8,000円

関連情報

●演劇的組歌曲『悲歌集』
原作・作詩=林 望
作曲=野平一郎
演奏=林 美智子(メゾソプラノ)望月哲也(テノール)福田進一(ギター)佐久間由美子(フルート)


●ブリテン:テノールとギターのための民謡曲集 第6集「イギリスの歌」より
●ブリテン:テノールとギターのための「中国の歌」作品58
演奏=望月哲也(テノール)福田進一(ギター)

●武満徹:ギターのための12の歌 より
ロンドンデリーの歌/早春賦/失われた恋/シークレット・ラヴ
演奏=福田進一(ギター)

●ファリャ:7つのスペイン民謡
演奏=林 美智子(メゾソプラノ)福田進一(ギター)
*曲目は変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。


数々のレパートリーの開拓によって世界のギター界で一目置かれる福田進一
日本オペラ界期待の若手、メゾソプラノの林 美智子とテノールの望月哲也
フルート演奏の極限に挑戦し続ける佐久間由美子
林 望・作詩&野平一郎・作曲による待望の新作歌曲集初演! 


デビュー作『イギリスはおいしい』で日本エッセイストクラブ賞を受賞して以来、国文学・書誌学の研究論文やエッセイばかりでなく、小説、能評論、料理、紀行文など、数々の著作を行っている"リンボウ先生"こと林 望さん。歌曲などの作詩も多く、また、自身も声楽アンサンブルなどでコンサート活動を行うほどの、たいへんな音楽好きとしても知られている。
一方、パリや日本をはじめ世界各地でその作品が高い評価を得ている作曲家、野平一郎さんは、生前の武満徹が構想していたオペラ「マドルガーダ」を完成させ、2005年8月にハンブルクのシュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭での初演を果たした。
今回の初演作品、演劇的組歌曲『悲歌集』は、林さんが東京芸術大学助教授時代に、同僚であった野平さんに詩を提供して成った組歌曲「English Winds」以来の顔合わせとなる。 そして、その連作歌曲集の初演には、いま注目の演奏家たちが顔をそろえた。
若手のホープとしてオペラ界で活躍中のメゾソプラノの林美智子さん、テノールの望月哲也さん、数々のレパートリーの開拓によって世界のギター界で一目置かれる福田進一さん、そして若くして注目を集めながらつねにフルート演奏の極限に挑戦し続ける佐久間由美子さんである。
歌とギターの組み合わせによって映し出される、女と男の心象風景。言葉や音の繊細な魅力を味わいたい大人のための、これまでにない新しい作品が誕生する。

林 望(原作・作詩)
慶応義塾大学大学院博士課程修了。専攻は日本書誌学・国文学。イギリスはケンブリッジ大学客員教授として招聘を受けP.コーニツキ氏とともに『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』の編纂にあたる。デビュー作『イギリスはおいしい』(平凡社)で第39回日本エッセイストクラブ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(共著、ケンブリッジ大学出版)で国際交流基金国際交流奨励賞、『林望のイギリス観察辞典』(平凡社)で第9回講談社エッセイ賞の各賞を受賞。東京芸術大学助教授も務めた。エッセイにとどまらず能評論や小説、料理、自動車評論、新しい日本歌曲の創作(作詩)や声楽アンサンブルでのコンサートを行うなど、幅広い活動を行なっている。
野平一郎(作曲)
東京芸術大学および同大学院修士課程作曲科終了後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に学ぶ。ピアニストとして、フランス国立放送フィルハーモニック、バーゼル放送交響楽団、アンサンブル・アンテルコンタンポラン、ロンドン・シンフォニエッタ、モスクワ室内アンサンブルや日本の主要オーケストラにソリストとして出演する一方、内外の名手と数多く共演。作曲家として、フランス文化庁やIRCAM他から数多くの委嘱作品がある。2005年ハンブルクで新作オペラ「マドルガーダ」初演。第13回中島健蔵音楽賞(1995)、第44回尾高賞、芸術選奨文部大臣新人賞(1995)、第11回京都音楽賞実践部門賞(1996)、第35回サントリー音楽賞(2004)、第55回芸術選奨文部科学大臣賞(2005)を受賞。現在、静岡音楽館AOI芸術監督。
林 美智子(メゾソプラノ)
東京音楽大学卒業。桐朋学園大学研究科修了。文化庁派遣芸術家在外研修員としてミュンヘンへ留学。「コシ・ファン・トゥッテ」ドラベッラ、「ドン・ジョヴァンニ」ツェルリーナ、「運命の力」プレツィオジッラなどでオペラ界に新風を巻き起こす。2002年新国立劇場「ヘンゼルとグレーテル」ヘンゼル、二期会「フィガロの結婚」(宮本亜門演出)ケルビーノ、2003年「ばらの騎士」オクタヴィアンを歌い、日生劇場「ルル」に出演。2005年NHKニューイヤーオペラコンサートに初出演。2003年第5回ホテルオークラ音楽賞受賞。また同年国際ミトロプーロス声楽コンクール最高位入賞。これを受けて2005年10月アテネの野外劇場でのオペラ「エウメニデス」(世界初演)に出演。二期会会員。
望月哲也(テノール)
東京芸術大学卒業。同大学院修了。第70回日本音楽コンクール第2位。リリックな美声と堅実なテクニックは若手の中でも群を抜き、次世代を担う歌い手として各方面から注目を浴びている。これまでに『愛の妙薬』『夕鶴』『魔笛』や小澤征爾指揮『ドン・ジョヴァンニ』(演奏会形式)ドン・オッターヴィオ役と数多く出演。コンサートにおいてもNHK交響楽団W・サヴァリッシュ指揮シューベルト「ミサ曲」、アシュケナージ指揮モーツァルト「レクイエム」などソリストとして活躍、宗教曲の分野でも欠く事の出来ない存在となっている。2005年には待望の初CD「イル・ミオ・テゾーロ」(マイスターミュージック)をリリース。二期会会員。
福田進一(ギター)
パリ・エコール・ノルマル音楽院を首席で卒業。イタリア・キジアーナ音楽院で最優秀ディプロマを受賞する。1981年パリ国際ギターコンクールで優勝し、さらに内外で輝かしい賞歴を重ねた。既にほとんどの欧米主要都市に招かれリサイタルを開催。デュトワ指揮NHK交響楽団等のメジャーオーケストラとの協奏曲、ジャンルを超えた一流ソリストとの共演は常に話題を集め、絶賛を博している。 19世紀ギター音楽の再発見から現代音楽までの斬新でボーダレスな活動は世界的な評価を獲得している。 また、教育者としての活動も積極的で、村冶佳織・鈴木大介・大萩康司等の未来のギター界を担う逸材を輩出している。
佐久間由美子(フルート)
1984年満場一致のプルミエ・プリを得てパリ国立音楽院を卒業。1983年パリ市主催ランパルコンク−ル第1位およびジョセフ・ランパル賞を受賞、1984年ボルド−国際フェスティバル金メダル受賞。1985年第1回神戸国際コンク−ル第2位入賞。ソリストとして活躍するほか、日本各地の主要オ−ケストラと数多く共演。ジャパン・チェンバー・オーケストラ、オイロス・アンサンブルなどのメンバーとしても活躍し、フル−ト音楽の可能性を探る意欲的な活動を行っている。1989年度村松賞、1992年モ−ビル音楽賞奨励賞受賞。2枚のソロCDをはじめ「オイロス・アンサンブル・クインテット〜WIND」などをリリ−ス。

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