★当日券あり(前売券電話予約 03-3402-1851)

【協賛公演】
■フランスの現代作曲家シリーズ No.3
ベッツィー・ジョラス/ヴァントゥー山への登頂
 〔日本初演〕

2006年7月12日(水)午後7時開演
★全自由席:前売3,500円 当日4,000円
◎お問合せ:東京日仏学院 TEL 03-5261-3933/
テレビマンユニオン
TEL 03-6418-8617


                            ベッツィ・ジョラス(Photo:Chris Molina)

中川賢一
(指揮)アルマン・アングステア(クラリネット)フランソワーズ・キュブレー(ソプラノ)
小野明子
(ヴァイオリン)植木昭雄(チェロ)木村茉莉(ハープ)小池郁江(フルート)
吉行和子(語り)結城座・結城千恵(人形操り)

   吉行和子                        中川賢一                       アルマン・アングステア           フラーソワーズ・キュブレー
                                                                                              (Photo:Stephane Ouzounoff)        (Photo:Lena Angster)

●ベッツィー・ジョラス:ヴァントゥー山への登頂「モテットIV“風の山と名づけられて”」〔日本初演〕
原作:フランチェスコ・ペトラルカ/訳:関口涼子
演出:遠藤 豊
舞台美術:朝倉 摂

音楽、人形、語り、美術
フランス+日本、夢の共演

フランスの現代作曲家を日本に紹介するシリーズの第3回。今年80才を迎えるベッツィー・ジョラスを招き、イタリアの桂冠詩人ペトラルカの作品をもとに作曲した「ヴァントゥー山への登頂」を、吉行和子の語り、結城座の江戸糸あやつり人形、そして日仏の音楽家による演奏のコラボレーションで上演します。
1926年パリ生まれのベッツィー・ジョラスはパリ音楽院でミヨーやメシアンに師事、53年ブザンソン国際指揮者コンクールで入賞したのを皮切りに、アメリカ芸術アカデミー賞やパリ市大賞、SACEM大賞、国際モーリス・ラヴェル賞など、数々の賞を受賞、レジョン・ドヌール・シュヴァリエ章などを受勲、その作品はドメーム・ミュジカルやタングルウッド音楽祭などから委嘱され。数々の一流演奏家・団体によって演奏されています。

プロフィール
ベッツィー・ジョラス
 Betsy JOLAS (作曲・オルガン)
1926年、パリで翻訳家の母と詩人でジャーナリストの父のもとに生まれる。40年米国に移り住み作曲、オルガンを学ぶ。46年パリに戻りパリ高等音楽院でダリユス・ミヨー、シモーヌ・プレ=コサード、オリヴィエ・メシアンに師事。53年、ブザンソン国際指揮者コンクールで入賞したのを皮切りに、シカゴ・コプレー財団賞(54年)、ORTF賞(61年)、アメリカ芸術アカデミー賞(73年)、クーセヴィツキー財団賞、国民音楽大賞(74年)、パリ市大賞(81年)、SACEM大賞(82年)など様々な賞を受賞。83年にはアメリカ芸術文化アカデミーのメンバーに選出される。85年、芸術文化コマンドゥールを受勲。92年には国際モーリス・ラヴェル賞に輝くと同時に、フランスの「今年の人物」に選ばれる。94年、『Frauenleben』がSACEM年間最優秀作品となる。95年、アメリカ芸術科学アカデミー会員。97年、レジヨン・ドヌール・シュヴァリエ章。71年から74年にかけては、母校でメシアンのクラスを引き継ぐ。75年、楽曲分析、78年には作曲も指導。
作品は、ドメーヌ・ミュジカルやタングルウッド音楽祭、オランダ音楽祭、ロワイヤン音楽祭など様々な団体から委嘱されている。ケント・ナガノ、ウィリアム・クリスティ、クロード・エルフェ、キム・カシュカシアン、ボストン交響楽団室内楽プレイヤーズ、ロンドン・シンフォニエッタ、アンサンブル・アンテルコンタンポラン、フィルハーモニア管弦楽団といった演奏家、演奏団体によって世界各地で演奏される。12作品がEMI、Adès、エラート、Barclay、CRIからリリースされ、ディスク大賞も一度ならず獲得している。

中川賢一 NAKAGAWA Ken'ichi (指揮)
桐朋学園大学でピアノと指揮を学ぶ。ベルギーのアントワープ音楽院ピアノ科最高過程、特別過程をそれぞれ優秀、首席で修了。1997年ガウデアムス国際現代音楽コンクール第3位。ベルギー、パリ、イギリスなど各地の音楽祭に出演する。98年帰国後、メシアン、フェラリ、邦人作品の室内オペラなど現代音楽を指揮とピアノで積極的に演奏。また、夏
木マリやダンサーと共演するなど、多彩な活動を展開している。(財)地域創造による「公共ホール音楽活性化事業」のために日本各地で演奏やワークショップを行っている。2001年せんだい芸術祭大賞、2001年度宮城県芸術選奨新人賞受賞。現在、フェリス女学院大学、御茶ノ水女子大学、桐朋学園大学などで後進の指導にあたる。

アルマン・アングステア Armand ANGSTER (クラリネット)
モーツァルトから20世紀の作品、即興と、幅広いレパートリーを持つ。ファーニホウ、デュサパン、アペルギス、ドナトーニ、マヌリ、モニ、ディロンなど数多くの作曲家が作品を捧げる。ソプラノのフランソワーズ・キュブレーとともに結成したアンサンブル・アクロッシュ・ノートを率い、ヨーロッパ各地、世界各地で開催される主要な国際音楽祭に招かれる。独奏者としてもアンサンブル・ルシェルシュ、アンサンブル・ドゥ・リティネレールや南西ドイツ放送響などと共演。ジャズや即興の演奏も行う。ストラスブール、ロワイヨンなどで後進の指導にもあたる。アコール、エトセトラ、RCA、ベルリンFMP、Ades、モンテーニュ、MFA、ユニヴァーサルなどからCDがリリースされている。

フランソワーズ・キュブレー Françoise KUBLER (ソプラノ)
キャシー・バーベリアン、ドロシー・ドロウとの出会いを通して現代音楽に魅了される。アングステアとともにアンサンブル・アクロッシュ・ノートを結成。ドナトーニ、デュサパン、フランソワ=ベルナール・マッシュ、アペルギス、マヌリ、モニ、バレットなどの作曲家の作品を初演している。独奏者としては、ロバートソン、ブーレーズ、エートベッシュ、スパニアード、ジェイムズ・ウッドなどの指揮によりアンサンブル・アンテルコンタンポラン、フランス放送管弦楽団、イクトゥスなどと共演している。古典、近代などの作品からクセナキス、ベリオ、ケージなどの作品も得意とする。デュサパンのオペラ《ロメオとジュリエット》ではジュリエット役を演じた。モンテーニュ、アコール、エラート、ラベル・ブルー、ベルリンFMPなどからCDがリリースされている。

小野明子
 ONO Akiko (ヴァイオリン)
12歳より英国メニューイン音楽院に単身留学。文化庁在外研修員としてウィーン国立音大・大学院で学ぶ。メニューイン国際ヴァイオリンコンクール、ビオッティ・バルセシア国際、フォーバルスカラシップ・ストラディヴァリウス等の各コンクールで第1位。98年メニューイン指揮ユニセフ・ガラコンサートで独デビュー。欧州オーケストラと数多く共演。日本では03年東京シティ・フィル、04年「新日鐵コンサート」で紀尾井リサイタルデビュー。05年、J.ジャッド指揮/NHK交響楽団ツアー共演し好評を博す。英国、コスタリカ、ドバイ等で盛んなソロ活動を展開中。メニューイン音楽院講師。現在、英国在住。

植木昭雄
 UEKI Akio (チェロ)
6歳よりチェロを始める。桐朋学園大学付属高校を経て、桐朋学園大学に入学。第4回日本室内楽コンクールチェロとピアノのデュオ部門で入賞。第64回日本音楽コンクールチェロ部門入選。1998年リヨン国立高等音楽院を首席で卒業し、ディプロマを取得。1999年1月より1年間アメリカ、インディアナ大学に留学。2002年、ソニー音楽芸術振興会より第一回斎藤秀雄メモリアル基金賞受賞。これまでにチェロを松波恵子、イヴァン・シフォロー、堤剛の各氏に師事。

木村茉莉
 KIMURA Mari (ハープ)
9歳よりハープをヨゼフ・モルナール氏に師事。東京芸術大学音楽学部付属高校、パリ国立音楽院で学ぶ。日フィルに入団、新日フィル、アンサンブル・ヴァンドリアンで活動。
84年フランス・ガルジレス国際ハープコンクールの審査員をつとめ、87年ウィーン・ハープ国際会議に参加、演奏するなど、日本を代表するハーピストとして活躍している。リサイタル、オーケストラとの共演をはじめ、民音現代作曲音楽祭、MUSIC TODAY 、「東西の地平」音楽祭、インターリンクフェスティバル、パンムジークフェスティバル、現代の音楽展、草津国際アカデミーフェスティバル、音楽の現在、現代の波─大阪、等の音楽祭に出演。

小池郁江
 KOIKE Ikue (フルート)
東京藝術大学を首席で卒業、アカンサス音楽賞受賞。同大学大学院修士課程修了。東京文化会館新進音楽家オーディション合格。第13回日本木管コンクール、第17回日本管打楽器コンクール、第70回日本音楽コンクールに入選。第11回日本フルートコンヴェンションコンクール第1位。第6回神戸国際フルートコンクール第5位。アルゲリッチ音楽祭、宮崎国際音楽祭などに参加。これまでにフルートを星島明郎、峰岸壮一、浅生典子、金昌国、パウル・マイゼンの各氏に、室内楽を湯川和雄、神田寛明、四戸世紀、佐久間由美子の各氏に師事。現在、東京都交響楽団フルート奏者。

結城座・結城千恵
 Yuki-za, YUKI Chie (糸あやつり人形遣い)
結城座は、江戸時代の寛永12年(1635年)に初代結城孫三郎が旗揚げして以来、現在の十二代目結城孫三郎まで約370年の歴史を持ち、国の記録選択無形民俗文化財及び東京都の無形文化財にも指定されている日本唯一の伝統ある糸あやつり人形劇団。現在は江戸写し絵芝居、書下し新作、海外とのコラボレーション作品など古典作品のみにとどまらず、様々な分野で芝居の可能性を拡げている。
結城千恵は、江戸糸あやつり人形芝居十代目結城孫三郎(故結城雪斎)の長女として生まれ、5歳で初舞台を踏む。初の女性の糸操り人形の遣い手として、海外公演を含む結城座全作品に出演・活躍する。2002年〜2004年、日仏共同演劇「屏風」に参加。

吉行和子 YOSHIYUKI Kazuko (語り)
東京生まれ。舞台、映画、テレビなどで活躍。1957年劇団民芸の「アンネの日記」のアンネ・フランク役でデビュー。「にあんちゃん」(59年)で毎日映画コンクール女優助演賞、舞台「蜜の味」(74年)で紀伊國屋演劇賞個人賞、「愛の亡霊」(78年)で日本アカデミー賞主演女優賞、「折り梅」(02年)等で毎日映画コンクール田中絹代賞を受賞する。俳人、エッセイストとしても活躍。1人舞台「MITSUKO」、映画「祈り梅」、「佐賀のがばいばあちゃん」(2006年初夏全国ロードショー)、テレビ「氷壁」(NHK)などが最近の出演作としてあげられる。

朝倉摂
 ASAKURA Setsu (舞台美術)
東京生まれ。日本画を学び、1953年上村松園賞を受賞。70年に渡米、舞台美術を学び、これを契機に本格的に舞台の仕事を始める。実験的な演劇から伝統演劇、オペラまで幅広く手がける。80年テアトロ演劇賞。86年芸術祭賞、88年朝日賞、91年紀伊国屋演劇賞、95年読売演劇賞・最優秀スタッフ賞を受賞。代表作は「近松心中物語」「にごり江」、スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」、「エンジェルス・イン・アメリカ」、「海の上のピアニスト」、「W;t〜ウィット〜」、「楡の木陰の欲望」、セントルイスオペラ「源氏物語」「じょうるり」。映画では、篠田正浩監督「写楽」、「梟の城」の衣裳を担当。

遠藤豊
 ENDO Yutaka (演出)
アートディレクター・プロデューサー・デザイナー・ダンサーとして活躍中。1977年新潟生まれ。93年山口久美子に師事、グレアムテクニック、フォートンテクニックなどを経て、音楽や映像、インターネット、コンピュータテクノロジーとの関わりのある作品を独自に作り出している。96年より振付、演出を行う。02年以降はアートディレクター・プロデューサーとしてテレビ、パフォーミングアート、音楽、美術と様々な分野の企画に携わる。新国立劇場日本洋舞史研究会会員、平成13年度文化庁芸術インターンシップ、アートマネージメントを研修。

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