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★チケットは完売いたしました(当日券はございません)
【津田ホール・スペシャル21】
「アパートメントハウス1776」
アルディッティSQ+ケージ+白井 剛
2006年8月31日(木)午後7時開演
★全席指定:5,500円/ペアチケット10,000円(学生券は完売)
| 白井剛、「トヨタコレオグラフィーアワード2006」で「次代を担う振付家賞」を獲得! |
白井
剛が、「トヨタコレオグラフィーアワード2006」で「次代を担う振付家賞」を受賞しました。
「トヨタコレオグラフィーアワード」は、次代を担う振付家の発掘・育成を目的に、トヨタ自動車株式会社と世田谷パブリックシアターとの提携事業として2001年に創設され、今年で5回目となります。
白井
剛は、「緊張感のある構成力、および独創的な方法論」を兼ね備え、また「自己を見つめて作品を創りあげる力」を持つ振付家、との高い評価を受けました。
トヨタコレオグラフィーアワードについては→こちら


“世界最高の現代音楽カルテット”
アルディッティ弦楽四重奏団と
コンテンポラリーダンスシーンに鮮やかに切り込む
白井剛が
ジョン・ケージの幻の傑作「アパートメントハウス1776」に
あらたな光を当てる
●ジョン・ケージ/アーヴィン・アルディッティ編曲:
44のハーモニー(ダンス・ヴァージョン)〜アパートメントハウス1776より(1976/99)〔日本初演〕
John Cage:44 Harmonies from Apartment House 1776
arranged by Irvine Arditti
アルディッティ弦楽四重奏団 Arditti
String Quartet
アーヴィン・アルディッティ(第1ヴァイオリン)
Irvine Arditti, violin
アショット・サルキシャン(第2ヴァイオリン)
Ashot Sarkissjan, violin
ラルフ・エーラース(ヴィオラ) Ralf
Ehlers, viola
ルーカス・フェルス(チェロ) Lucas
Fels, cello
白井 剛(ダンス・演出・振付・映像) Tsuyoshi
Shirai, dance
照明:岩村原太
舞台監督:桑原 淳
監修:志賀玲子
●ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:大フーガ 変ロ長調 作品133
Ludwig van Beethoven:Grosse Fuga Op.133
●細川俊夫:花の妖精−弦楽四重奏のための(2003)
Toshio Hosokawa:Floral fairy
●西村 朗:弦楽四重奏曲 第2番「光の波」(1992)
Akira Nishimura:String Quartet No.2 "Pulse of the
lights"
アルディッティ弦楽四重奏団 Arditti
String Quartet
企画・招聘:テレビマンユニオン
協力:セゾン文化財団(白井剛に対して)
後援:ブリティッシュカウンシル
*Photo by Philippe Gontier(アルディッティSQ/モノクロを除く)、清水俊洋(白井
剛)
ケージを介した身体/音楽
小沼純一(音楽批評/早稲田大学教授)
ジョン・ケージはその音楽活動のごく初期から晩年まで、つねにダンスとともにあった。音楽と生活が結びついた人物らしく、作品や創作とともに、生活や創作外のことども、交友においても、ダンスの、いや、身体性の意味は大きかったのである。長年のパートナー、マース・カニングハムを忘れることはできないのはもちろんだが、近年はこの「モダン・ダンス」の大家からはなれて、舞踏やコンテンポラリー・ダンスのフィールドでも、ケージの音楽とともに踊る、ということが起こってきている。そのひとつの試みが今回の《44のハーモニー》公演だ。
何と贅沢な時間ではないか。
ケージとアルディッティ
それは、アルディッティ・クァルテットと白井剛、異なったジャンルに属する人たち、世界的な弦楽四重奏団、現代音楽のパイオニアと、日本の若手コリオグラファー/ダンサーというの組み合わせによるだけではない。
けっして短くはない、穏やかでのんびりした、どこか間の抜けた感さえあるハーモニーが延々とひびく《44のハーモニー》。これは、いわゆる「革命家=ジョン・ケージ」、よくわからない、めちゃくちゃにひびく実験音楽のイメージ、既成概念とは大きく違う。
想像してみてほしい。この作品を演奏するときに生じている、クァルテットのメンバー1人1人の神経の研ぎすまし、焦ることなくゆっくりと、あくまでゆっくりと弓を動かし耐える筋肉。ステージには、音楽家たちとおなじ時間と空間に、白井剛の、力を内側に抑えこみ、空気の重圧を支える、深海魚のように強靭な身体がある。
音数の多い、スピーディな音楽ではない。広いステージを縦横無尽に踊りまくるのではない。そうではなくて、この限定された時=空、音楽家とダンサーが諸々のエネルギーを凝縮した、それでいて表面的には平坦な音楽とともに、ひとつの「作品」の時間を経験する―――そこに立ち会う贅沢さ。断言しよう。もしカメラをむけ、映像をとおして見ることができたとしても、まったく感じとることのできないテンションとアウラが確実にある、あるはずだ。
ケージの音楽を介するクァルテットとダンサーによる「作品」は、8月の、外の蒸し暑さとは別の時=空を予感する。
●ケージの「アパートメントハウス1776」
ジョン・ケージの「アパートメントハウス1776」は、1976年にアメリカ合衆国の建国200年を記念して、いくつかのオーケストラが合同でケージに委嘱した作品である。ケージがやりたかったのは、18世紀のアメリカの音楽の「ミュージックサーカス」(musicircus)。いろいろな種類の音楽が同時にオーヴァーラップしながら、豊かな混乱のなかで奏でられることであり、たくさんの音楽をくるくると登場させることが必要だった。このサーカスのためにケージが創った素材は、ダンスから14の音色、ベンジャミン・クラークが作曲したマーチから4つのドラムソロ、モラヴィア教の教会のメロディ2種、それと44のハーモニー。これらの大部分が、四重奏とソロで演奏される。(「44のハーモニー」CD解説より)
1999年にアーヴィン・アルディッティが編曲し、「44のハーモニー」として発表。今回はそれをさらにダンスヴァージョンに構成しなおして日本初演する。
■出演者プロフィール→こちら
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