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「悲歌集」を、何度も聴きたい!―――――――――――――――梅津時比古(毎日新聞専門編集委員)
歌曲の傑作の誕生に立ち会うことができた。 |
★ギターの福田進一さんのインタビューもあわせてお読みください。→「福田進一『悲歌集』を語る」
★第1部の曲目詳細が決まりました。
クープラン:恋のうぐいす Le rossignol en amour
演奏=佐久間由美子(フルート)野平一郎(チェンバロ)
イタリア古典歌曲に見る「愛の歌・恋の歌」@
ヘンデル:樹木の蔭で(ラルゴ) Ombra mai fu(Largo)
スカルラッティ:貴女が私の死の栄光を Se tu della mia morte
パイジェルロ:もはや私の心には感じない(うつろの心)
Nel core piu non mi sento
マルティーニ:愛の喜びは Piacer d'amor
演奏=望月哲也(テノール)野平一郎(チェンバロ)
カッチーニ:アマリッリ(マドリガーレ) Amarilli(madrigale)
演奏=望月哲也(テノール)福田進一(ギター)
ボッケリーニ:序奏とファンダンゴ
演奏=福田進一(ギター)野平一郎(チェンバロ)
イタリア古典歌曲に見る「愛の歌・恋の歌」A
チェスティ:私の偶像である人の回りに Intorno all'idol mio
演奏=林
美智子(メゾソプラノ)福田進一(ギター)
ペルゴレージ:もし貴方が私を愛してくれて Se tu m'ami
モンテヴェルディ:私を死なせて Lasciatemi morire !
スカルラッティ:私を傷つけるのをやめるか O cessate di
piagarmi
ヘンデル:私を泣かせてください Lascia ch'io pianga
演奏=林
美智子(メゾソプラノ)野平一郎(チェンバロ)
*上記の曲目は変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
演劇的組歌曲『悲歌集』
第1曲
男「悲しいぞ」〔テノール、アルトフルート&ギター〕
〜間奏曲〔フルート&ギター〕
第2曲 女「得失」〔メゾソプラノ&ギター〕
〜間奏曲〔ギターソロ〕
第3曲
二重唱「豪雨と雷鳴」〔メゾソプラノ、テノール、フルート&ギター〕
〜間奏曲〔フルートソロ〕
第4曲 男「八年の痛み」〔テノール&ギター〕
第5曲
二重唱「海風」〔メゾソプラノ、テノール&フルート〕
〜間奏曲〔ギターソロ〕
第6曲 女「想うことはいつも」〔メゾソプラノ&ギター〕
第7曲
二重唱『永劫の・・・』〔メゾソプラノ、テノール、フルート、アルトフルート&ギター〕
■原作・作詩=林 望
■作曲=野平一郎
■演奏=林
美智子(メゾソプラノ)望月哲也(テノール)福田進一(ギター)佐久間由美子(フルート)
| 林
望(原作・作詩) 慶応義塾大学大学院博士課程修了。専攻は日本書誌学・国文学。イギリスはケンブリッジ大学客員教授として招聘を受けP.コーニツキ氏とともに『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』の編纂にあたる。デビュー作『イギリスはおいしい』(平凡社)で第39回日本エッセイストクラブ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(共著、ケンブリッジ大学出版)で国際交流基金国際交流奨励賞、『林望のイギリス観察辞典』(平凡社)で第9回講談社エッセイ賞の各賞を受賞。東京芸術大学助教授も務めた。エッセイにとどまらず能評論や小説、料理、自動車評論、新しい日本歌曲の創作(作詩)や声楽アンサンブルでのコンサートを行うなど、幅広い活動を行なっている。 |
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| 野平一郎(作曲・チェンバロ) 東京芸術大学大学院修士課程を修了後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に学ぶ。ピアニストとしては、内外の主要オーケストラにソリストとして出演する一方、名手と数多く共演し、室内楽奏者としても活躍。古典から現代までの幅広いレパートリーを得意としている。作曲家としては2006年には、歌曲集「悲歌集」(津田ホール委嘱)、チェロのための「謎」(ハンブルグ・ムジークハレ委嘱)、「トリプティーク」(日本フィル委嘱)、「響きの連鎖」(サントリー音楽財団委嘱)、 12月にはアンサンブル・ウィーン・コラージュのための新作が発表された。第13回中島健蔵音楽賞(1995)、第44回尾高賞、芸術選奨文部大臣新人賞、第11回京都音楽賞実践部門賞(1996)、第35回サントリー音楽賞(2004)、第55回芸術選奨文部大臣賞(2005)を受賞。現在、静岡音楽館AOI芸術監督。 |
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| 林 美智子(メゾソプラノ) 東京音楽大学卒業。桐朋学園大学研究科修了。文化庁派遣芸術家在外研修員としてミュンヘンへ留学。新国立劇場『ヘンゼルとグレーテル』ヘンゼル、二期会『フィガロの結婚』ケルビーノ、同『ばらの騎士』オクタヴィアン等でオペラ界に新風を巻き起こす。2006年には世界的巨匠コンヴィチュニー演出による二期会『皇帝ティトの慈悲』でセスト歌い、演出家自身から最大級の賛辞が寄せられた。2003年第5回ホテルオークラ音楽賞受賞。また同年国際ミトロプーロス声楽コンクール最高位入賞。これを受けて2005年アテネの野外劇場にてオペラ『エウメニデス』(世界初演)に出演。2006年初のソロCD『赤と黒』(ビクター)をリリース。二期会会員。
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| 望月哲也(テノール) 東京芸術大学卒業。同大学院修了。第70回日本音楽コンクール第2位。リリックな美声と堅実なテクニックは群を抜き、次世代を担う歌い手として注目を浴びている。これまでに『愛の妙薬』『夕鶴』や小澤征爾指揮『ドン・ジョヴァンニ』(演奏会形式)ドン・オッターヴィオと数多く出演。2006年にはコンヴィチュニー演出で話題を呼んだ二期会『皇帝ティトの慈悲』に主演、公演を牽引し成功に導いた。コンサートにおいてもNHK交響楽団等でサヴァリッシュやアシュケナージと共演。また宗教曲の分野でも欠くことのできない存在である。CDは「イル・ミオ・テゾーロ」と「アマリッリ」(いずれもマイスターミュージック)の2枚をリリース。二期会会員。
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| 福田進一(ギター) パリ・エコール・ノルマル音楽院を首席で卒業。1981年パリ国際ギターコンクールで優勝、さらに内外で輝かしい賞歴を重ねる。デュトワ指揮NHK交響楽団などのメジャーオーケストラとの協奏曲、ジャンルを超えた一流ソリストとの共演は常に話題を集め、絶賛を博している。また、ここ数年間で世界20ヵ国以上の主要都市に招かれリサイタルを開催。19世紀ギター音楽の再発見から現代音楽までのボーダーレスな活動は世界的な評価を獲得している。発表したCDはすでに50枚に迫り、近年ではスペイン音楽第2集「セビリア風幻想曲(マイスターミュージック)」が、平成15年度第58回文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞。ますます精力的に活動の場を広げるスーパー・ギタリストである。
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| 佐久間由美子(フルート) 1984年満場一致のプルミエ・プリを得てパリ国立音楽院を卒業。1983年パリ市主催ランパルコンク−ル第1位およびジョセフ・ランパル賞を受賞、1984年ボルド−国際フェスティバル金メダル受賞。1985年第1回神戸国際コンク−ル第2位入賞。ソリストとして活躍するほか、日本各地の主要オ−ケストラと数多く共演。ジャパン・チェンバー・オーケストラ、オイロス・アンサンブルなどのメンバーとしても活躍し、フル−ト音楽の可能性を探る意欲的な活動を行っている。1989年度村松賞、1992年モ−ビル音楽賞奨励賞受賞。2枚のソロCDをはじめ「オイロス・アンサンブル・クインテット〜WIND」などをリリ−ス。 |
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