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■亀井良信+クァルテット・アルモニコ
《クラリネット五重奏》ウェーバー×西村朗×モーツァルト
2012年6月8日(金)午後7時開演
★全席指定:一般4,000円 学生2,000円

クァルテット・アルモニコ 
Quartetto Armonico
亀井良信(クラリネット) 菅谷早葉(ヴァイオリン) 生田絵美(ヴァイオリン) 阪本奈津子(ヴィオラ) 北口大輔(チェロ)
Yoshinobu Kamei clarinet Sayo Sugaya violin         Emi Ikuta violin               Natsuko Sakamoto viola Daisuke Kitaguchi  cello


●ウェーバー:クラリネット五重奏曲 変ロ長調 作品34 J.182
   Carl Maria von Weber : Clarinet Quintet in B flat major, op.34 J. 182
●西村 朗:クラリネット五重奏曲〈第1のバルド〉〔東京初演〕
   Akira Nishimura : Clarinet Quintet : "Bardo I", Tokyo Premier
  
〔カール・ライスターとクァルテット・アルモニコにより2010年第31回草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティバルにて世界初演〕
●モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581
   Wolfgang Amadeus Mozart : Clarinet Quintet in A Major, K. 581


〈天使の羽に包まれて…〉 ―――――――――― 西村 朗(作曲家)

  モーツァルトの「クラリネット五重奏曲」を初めて聴いたのは中学一年の時だった。緩やかな第二楽章で神秘的な体験を味わった。体がゆっくりと中空に浮き上がるような感覚。天使の羽に包まれて、心が体から優しく解き放たれてゆく、そんな至福の体験。これは人の作った音楽ではない、神の吐息のようなものだと思った。
  「クラリネット五重奏曲」という特別なジャンルは、モーツァルトの作から始まり今日に引き継がれている。僕がカール・ライスターのために五重奏曲を書くことになった時、巨匠ライスターは言った。"モーツァルト、ウェーバー、ブラームス、レーガー、そしてニシムラ、そういう作品を書いてくれ。"それはしかし無理な注文。せめて僕らしい曲を、と、チベット仏教の魂の救済をテーマとして五重奏曲〈第1のバルド〉を書いた。
 官能的な音色美と流麗なカンタービレで世界を魅了する名手亀井良信さんと、新進気鋭、しなやかでみずみずしく洗練された表現で国際的な評価の高いヴィルトゥオーゾSQ、クァルテット・アルモニコ。津田ホールでの両者の素敵な出会い。魅惑の夕べ。どうぞ、クラリネット五重奏ならではのスピリチュアルな表現世界を満喫し、やわらかな天使の羽に包まれて下さい。


■亀井良信(クラリネット)
9歳のときに父の手ほどきで、クラリネットを始める。桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)卒業後、渡仏。パリ市12区立ポール・デュカ音楽院、オーベルヴィリエ・ラ・クールヌーヴ地方国立音楽院をいずれも満場一致の1位で卒業する。この間、亀井良幸、横川晴児、鈴木良昭、ミシェル・アリニョン、アラン・ダミアンの各氏に師事。ピエール・ブーレーズに認められ、フランスの騎馬オペラ団"ジンガロ劇団"のスペクタクル「TRIPTIK」にソリストとして出演。2003年帰国。
97年トゥーロン国際コンクール(クラリネット部門)スペディダム賞を受賞。03年日本木管コンクール1位及びコスモス賞を受賞。
これまでに、名古屋フィル、関西フィル、東京シティ・フィル、東京フィルなどと共演。ソリスト・室内楽などで活動するほか、サイトウキネンオーケストラ、水戸室内管弦楽団にも参加している。NHK-FM『FMシンフォニーコンサート』、『名曲リサイタル』出演。NHK-BS BS-Hiの『クラシック倶楽部』とFM『ベストオブクラシック』では、08年フィリアホールでのリサイタルが放送されている。第16回出光音楽賞、2005年度アリオン賞、09年度名古屋音楽ペンクラブ賞を受賞。東京音楽大学講師。 
使用楽器:BUFFET CRAMPON (B♭管&A管)
公式ホームページ
■クァルテット・アルモニコ(弦楽四重奏)
1995年に東京藝術大学の学生によって結成され、2000年弦楽四重奏専攻として大学院を修了、その後2000-04年ウィーン国立音楽大学で研鑽を積む。これまでに松尾学術振興財団、伊藤謝恩育英財団、文化庁より、音楽助成、奨学金を受ける。澤和樹、菅沼準二、河野文昭、岡山潔、ヨハネス・マイスル(アルティス弦楽四重奏団)の各氏に師事。
第4回シューベルト&現代音楽国際コンクール(グラーツ)において優勝、あわせてベルクの「叙情組曲」の演奏に対し20世紀音楽最優秀演奏賞受賞、第8回ロンドン国際弦楽四重奏コンクール第2位、第2回ハイドン国際室内楽コンクール最高位、など数々の国際コンクールにて高い評価を得ている。
東京オペラシティ「B→Cシリーズ」、トッパンホール「エスポワールシリーズ」第1弾などに出演。05年6月にはドイツ、オーストリア公演を行い、大成功を収めた。エクサンプロヴァンス音楽祭(フランス)、ハイドンフェスティヴァル(オーストリア)に出演、イギリス、ドイツなどのヨーロッパ諸国や日本で活発な演奏活動を行っている。 なお、本公演については、日本センチュリー交響楽団首席チェロ奏者、北口大輔を迎えての演奏となる。
公式ホームページ

*出演者・演奏内容は変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


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