シェイクスピアの音楽/グローブ座の音楽家たち
Shakespeare's Musick/Musicians of the Globe

第18回〈東京の夏〉音楽祭 参加公演
2002年7月8日(月)7時開演

グローブ座の音楽家たち MUSCIANS 0F THE GL0BE
17世紀、シェイクスピアの数々の戯曲が初演されたロンドンのサウスバンクに、1997年6月、エリザベス女王を迎えてシェイクスピア劇専門の劇場がオープンした。劇場にふさわしい音楽家として、博学で古楽研究に優れた業績のあるフィリップ・ピケットが古楽監督に就任。ピケットによってイギリス中から優秀な古楽奏者が呼び集められ、細部までオリジナルに忠実に造られた建物そのものの時代考証に配慮した、質の高い本物の音楽を提供すること、レコーディング、コンサート、放送を通してグローブ座の名と精神を全世界に広める、いわばグローブ座の大使を務めることを目的に結成された楽団、それがミュージシャンズ・オヴ・ザ・グローブである。 彼らは、スタイルや時代にかかわりなく芝居の上演に必要な音楽をいつでも演奏できることが要求され、一つのシーズンに少なくとも一作はグローブ座制作の舞台を務めることになっているほか、レコーディングも活発に行う。シェイクスピアの芝居で歌われたオリジナルの歌と、シェイクスピアの時代にグローブ座で演奏された歌と舞曲を収めた「シェイクスピアの音楽」は、1997年、アメリカでグラミー賞の「最も優れた小アンサンブル演奏」賞にノミネートされた。2000年7月に次ぐ2度目の来日となる。

フィリップ・ピケット(音楽監督、リコーダー)
Philip Pickett, director-recorder
古楽研究に優れた実績をもち、シェイクスピアの舞台で歌われて後埋もれてしまった音楽の発掘に力を注いでいる。1988年にサウスバンク・サマースコープ中世ルネサンス音楽祭の芸術監督に就任。1994年にはオールドバラ古楽祭を創設し、1997年まで監督を務めた。1996年ロイヤル・フェスティバル・ホールでの秋季古学祭の芸術監督に就任。現在、シェイクスピア・グローブ座の古楽監督、ミュージシャンズ・オヴ・ザ・グローブとニュー・ロンドン・コンソートの音楽監督を務める。

エイドリアン・チャンドラー(ヴァイオリン) Adrian Chandler, violin
エリザベス・パレット(シターン) Elizabeth Pallett, cittern
トム・フィヌケン(リュート) Tom Finucane, lute
リンダ・セイス(バンドーラ) Lynda Sayce, bandora
キャサリン・フィニス(ヴィオラ・ダ・ガンバ) Catherin Finnis, viol


ジョアン・ラン(ソプラノ)Joanne Lunn, soprano
ロイヤル・カレッジ・オヴ・ミュージックで学んだのち、ミュージシャンズ・オヴ・ザ・グローブやニュー・ロンドン・コンサートと定期的に共演するほか、イギリス国内外のコンサートや音楽祭に出演。J.S.バッハ,モンテヴェルディ、ヘンデル、モーツァルトなどの宗教曲も得意とする。

ジョン・バランジャー(道化、俳優、ジャグラー)
John Ballanger, jester-actor-juggler
コメディ・アクロバットとして初舞台を踏み、ニュー・ヴィック、ロイヤル・オペラ・ハウスなどの劇団の公演で、俳優・パフォーマーとして頭角を現す。BBCテレビの1990年度ジェスター(道化)。現在、伝統的演技を柱とする古典エンタテインメントを専門的に上演する、フールズ・パラダイス・シアター・カンパニーの監督。バービカン・センター、クイーン・エリザベス・ホール、フィレンツェ五月音楽祭、アテネ音楽祭、ナショナルトラスト財団などで公演を行っている。


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