福田進一&エドゥアルド・フェルナンデスのCDチェック!



●デュオアルバム

「アトム・ハーツ・クラブ・デュオ」(日本コロムビア/COCQ-83190/3,059円)
福田&フェルナンデスの記念すべき初共演アルバム。タイトル曲のオリジナルは、吉松隆が1997年にモルゴーア・カルテットの委嘱によって作曲した弦楽四重奏曲。そのほか武満徹の「ヒロシマという名の少年」、ロドリーゴの「トナディーリャ」などスペイン物、ロッシーニの「どろぼうかささぎ」序曲やハイドンなどのクラシック作品で、丁丁発止のスリリングな演奏を聴かせてくれる。

「タンゴ・ミレニアム」(日本コロムビア/COCQ-83485/3,059円)
今回の津田ホールでのコンサートのベースとなるアルバム。「今や国際的な音楽言語となったタンゴに、互いのカルチャーを取り入れながら、さらに進化発展」(福田のライナーより)させるというアイディアを実らせた。ピアソラの「タンゴ組曲」を独自のアプローチで昇華し、聴きなれたスタンダード・タンゴにあらたな衣装をまとわせ、日本の作曲家から4つの現代タンゴを生み出している。さて、コンサートを聴いてから自分の部屋でじっくりCDを楽しむか、CDを聴いてからコンサートでライヴの興奮を味わうか・・・。


●福田進一のソロアルバム

「シャコンヌ〜福田進一・プレイズ・バッハ」
(日本コロムビア/COCQ-83384/3,059円)

これまで30タイトルにもおよぶアルバムを発表してきた福田が、またひとつの頂点を極めた、といえるアルバム。J.S.バッハの代表的な組曲2曲(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番と無伴奏チェロ組曲第5番にもとづく作品)、そして「シャコンヌ」での、ギターという楽器を超えた精緻な技巧と奥行きのある表現に圧倒される。2000年4月リリース。

☆6月21日新譜
「南米のソナタ集」
(日本コロムビア/COCQ-83543/3,045円)

新譜がリリースされる。ギター作品ではおなじみの作曲家、ヒナステラ、ポンセ、ブローウェルのソナタを集めた。ポンセはソナタ第3番、そしてギターデュオとして2月の津田ホールにも登場したアサド兄弟の兄、セルジオが福田進一のために書き下ろしたソナタは世界初演となる。乞うご期待。

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